会社の歴史

馨氏の戦争体験 会社の歴史

馨氏の戦争体験

ケーズデンキの前身は、カトーデンキ、さらにさかのぼれば「有限会社加藤電機商会」です。昭和22(1947)年に水戸市元台町で加藤馨氏がラジオ修理店を開業し、昭和26(1951)年7月1日から今の柳町事務所がある場所、当時の根積町562-4に移転オープンしてから業績が拡大し、昭和30(1955)年10月…
「生産性向上」の考えを引き継ぐ 会社の歴史

「生産性向上」の考えを引き継ぐ

加藤修一氏が、創業者・加藤馨氏からカトーデンキ(現ケーズHD)社長の座を任されたのは1982(昭和57)年。3月20日の朝に事務所に顔を出すと、加藤馨氏に「明日からお前が社長をやりなさい」と切り出されます。この時、加藤馨氏は64歳、加藤修一氏は35歳。いずれは引き継ぐものと心の準備はできていたので「…
生産性の向上とは? 会社の歴史

生産性の向上とは?

カトーデンキ(現ケーズHD)の古い社内報があります。1989年(昭和64年 平成元年)の「社員のひろば」第4号に、加藤馨会長(当時)が「提言 生産性の向上について」という原稿を寄せています。 1989年という時期を振り返りましょう。1982年3月に、当時の加藤修一専務に社長の座を譲り、加藤馨氏は会長…
加藤馨氏の真実を見極める力 会社の歴史

加藤馨氏の真実を見極める力

あけましておめでとうございます。加藤馨経営研究所も今週仕事始めとなりました。2021年もコロナ禍はなかなか収まる兆しが見えず、不確実性の高い状況が続いていますが、当研究所では、どんな状況でもぶれることない「がんばらない経営」の考え方を研究し、伝えていきたいと考えております。どうぞ今後ともよろしくお願…
バブル崩壊後の深刻な家電不況をどう乗り越えたか? 会社の歴史

バブル崩壊後の深刻な家電不況をどう乗り越えたか?

私がかつて編集長を務めていた「IT&家電ビジネス」の前身である「家電ビジネス」の古い記事、1992年(平成4年)8月号の特集記事があります。バブル崩壊により消費マインドが冷え込み、家電業界も深刻な販売不振に陥りました。その頃の記事です。「特別企画 家電不況――いま、何をすべきか “甘えの構造…
社員のためになるようにすれば会社は成長する 会社の歴史

社員のためになるようにすれば会社は成長する

カトーデンキがNEBA(日本電気大型店協会)に加盟したのは1980年。NEBAが発足したのは1972年ですが、当時のカトーデンキの年商は2億円前後。水戸市城南2丁目に「駅南店」を開店し、チェーン展開を始めたものの、NEBA加盟条件である年商10億円以上をクリアできていないため、声がかかりませんでした…