経営戦略 2月 12日 2021出店支えたドミナント戦略 戦後の流通企業の成長において、大きな役割を果たしたのが渥美俊一氏の掲げたチェーンストア理論です。渥美氏は、米国式チェーンストアの経営手法を学ぶとともに、チェーンストア理論に基づく流通企業経営を普及すべく、1962年からチェーンストア経営の研究団体「ペガサスクラブ」を主宰しました。チェーンストア理論を… 続きを読む
経営戦略 2月 4日 2021「がんばらない」から余裕が生まれる 「顧客満足を高めるのは“人の力”」でも書きましたが、社員が余裕をもって働けなければ、お客様に「親切」を徹底できません。結果は、その場その場の売上金額ではなく、将来に向けてどれだけお客様の購入につなげられるか、つまり「種まき」ができるかが大切と説明しました。将来の売上をしっかり種まきすることで、無理せ… 続きを読む
創業期 2月 2日 2021事業拡大の原点――柳町(根積町) 加藤馨経営研究所は、水戸市柳町、もともとカトーデンキ本店として作られた加藤ビルで業務を行っています。もちろんコロナ禍もある昨今、私たちが事務所に出社するのは週2回程度で、それ以外は資料などを持ち帰り自宅で作業している状況です。さて、これまでも触れていますが、この柳町事務所について、今回はもう少し詳し… 続きを読む
創業期 1月 28日 2021誠意に勝る敵はなし 「誠意に勝る敵はなし」――これは常々加藤馨氏が強調しつづけた商いの哲学です。2004年に子会社化した八千代ムセン電機に出向する役員が柳町事務所に挨拶に来た際にも「誠実が一番の事業発展の道と話した」と加藤馨氏の日記に記されています。 以下に、平成3(1991)年4月18日に開催された第四十四回カトーデ… 続きを読む
経営戦略 1月 25日 2021顧客満足度を高めるのは“人の力” 日経ビジネスが以前実施していた「アフターサービス満足度ランキング」の家電量販店部門で5年連続で日本一に選ばれました。筆者は、この詳細データを調べたことがあります。購入した詳細データで、ユーザー個々の各企業に対するコメントを見ていて、ケーズデンキで特に強く感じたのが「現場力」です。印象に残ったのが、以… 続きを読む
経営戦略 1月 22日 2021お客様のための「本当の親切」を考える 多くのサービス・小売業が「お客様第一」を掲げ、「親切」を標ぼうしています。自社店舗の強みを「親切」と語る企業も少なくありませんが、「親切」は競合との差別化になりうるのでしょうか? 家電を例にあげるなら、昔秋葉原などの電気街にあった「バッタ屋」は親切ではありませんでした。売りが「安さ」だけなので、サ… 続きを読む
会社の歴史 1月 18日 2021「生産性向上」の考えを引き継ぐ 加藤修一氏が、創業者・加藤馨氏からカトーデンキ(現ケーズHD)社長の座を任されたのは1982(昭和57)年。3月20日の朝に事務所に顔を出すと、加藤馨氏に「明日からお前が社長をやりなさい」と切り出されます。この時、加藤馨氏は64歳、加藤修一氏は35歳。いずれは引き継ぐものと心の準備はできていたので「… 続きを読む
会社の歴史 1月 14日 2021生産性の向上とは? カトーデンキ(現ケーズHD)の古い社内報があります。1989年(昭和64年 平成元年)の「社員のひろば」第4号に、加藤馨会長(当時)が「提言 生産性の向上について」という原稿を寄せています。 1989年という時期を振り返りましょう。1982年3月に、当時の加藤修一専務に社長の座を譲り、加藤馨氏は会長… 続きを読む
会社の歴史 1月 8日 2021加藤馨氏の真実を見極める力 あけましておめでとうございます。加藤馨経営研究所も今週仕事始めとなりました。2021年もコロナ禍はなかなか収まる兆しが見えず、不確実性の高い状況が続いていますが、当研究所では、どんな状況でもぶれることない「がんばらない経営」の考え方を研究し、伝えていきたいと考えております。どうぞ今後ともよろしくお願… 続きを読む
経営戦略 12月 25日 2020がんばらない=能率を上げる 今流通企業で働いている人が、加藤馨氏の経営思想、創業精神を知ろうとしても、ケーズデンキの古い社内報のほかには、ほんの一部の新聞・雑誌記事が残されているのみです。ほかには、加藤馨氏に直接取材したジャーナリストの立石泰則さんが執筆された「戦争体験と経営者」などの書籍、あるいは加藤修一氏の著書や発言で加藤… 続きを読む